DSWから数字を取り込むには?

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今回の記事はこんな方におすすめ!

 ”DSWは知ってるけど使い方は全く分からない”

 ”ある程度経験はあるのにこの機器は使ったことがない”

今回はDSW=デジスイッチについて紹介します。
別名サムロータリスイッチです。



DSWの中身って?

そもそも、DSWの中がどうなっているかというと4つのON,OFFの入力で成り立っています。

2進数はご存知ですか?実はこの2進数の理解が今回のカギとなります。


10進数はどんなもの?

10進数は数字が一つづつ増えていき0,1,2..7,8,となり後一つ数字が増えると『1』『0』(じゅう)になります。

つまり10になるときに桁上がりしてます。分かりますか?当たり前すぎて分からないかな笑

2進数はどんなもの?

それが2進数となると0,となり、あと一つ数字が増えると『1』『0』(イチゼロ)になります。

つまり2になるときに桁上がりしているんです。難しいかと思いますが、ここまでは確実に理解して次へ進んでくださいね。


DSWの仕組み

DSWはカチカチとスイッチを押すと表示されている数字が一つづつ増えたり、減ったりします。

それと同時に内部の4つの信号が表示されている数字に合わせてONまたはOFFするようになっています。

例えばが表示されている時は内部では0000というようにすべての信号がOFFしています。

次にが表示されている時は内部では0001というように一番下の桁に1が登場しましたね。

では次に2が表示されている時は内部はどうなると思いますか?先ほど学習した2進数の考え方で少し思考してみてください。

正解は0010です。どうですか合ってましたか?

では次は3が表示されている時は内部はどうなりますか?

正解は0011です。先ほど桁上がりして再度1が追加されたのでこうなります。


DSW表示と変換後の2進数

こんな感じでDSWで表示できるすべての数字0~9を2進数で表すと

0→0000
1→0001
2→0010
3→0011
4→0100
5→0101
6→0110
7→0111
8→1000
9→1001

このようになります。

ここまでは大丈夫ですか?難しかったり、引っかかる場合はもう一度読み直してくださいね。


PLCへの取り込み方

では、次はこの2進数をどうPLCに取り込むのかですが、これは専用の命令があります。
『BIN』命令です。

回路で見るとこのようになります。
意味としては以下のようになります。

BIN→BCDデータをBIN変換する

(BCDとは:2進数の値を4桁用いて、10進数における1桁分の値を表現する方法
BINとは:2進数のこと)

つまり、デジスイッチの表示は2進数で10進数を表現していますが、それを単純に2進数に変換することです。

PLC内部では2進数でしかデータを扱うことができないのです。

K1→4ビット分のこと。
X0C→デジスイッチの一番右の(若い)番号。

つまり、X0CからX0D、X0E、X0Fの4つ

D80→変換された2進数を保管しておくための箱(データレジスタ)

動作としてはPB1が押されたら、現在デジスイッチが表示している数を2進数に変換してD80にいれる。という形になります。

DSWの用途

例えばデジスイッチに表示されている数分だけサイクル動作を繰り返して、完了したらサイクルを終了するだとか、

起動時にデジスイッチの表示と同じ数字をDPLに表示するだとかです。

また使用の際には自動運転中にはこの数字取り込みを禁止するだとか少し気を付けないといけないこともあります。

ちょっと古い設備ではDSWを使っての品番切替などもあったりしますので、しっかりと回路の作り方を頭に叩き込んでおいた方が良いでしょう。

今回の記事はいかがでしたでしょうか?

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