モメンタリとオルタネイト

今回の記事はこんな方におすすめ!

“モメンタリって何?
  オルタネイトって何?”

“オルタネイトのやり方って
  1種類しか知らないけど
  他にもあるの?”

ボタンを押している間だけ
動くようにしたりだとか、
ボタンを押すとモードが
切り替わるというのは
このモメンタリと
オルタネイトを知ることで
対処することができます。

 


モメンタリとは

簡単に説明すると
ボタンを押している時だけ
ONするスイッチを想像して
もらえればいいかと思います。

スイッチとランプの
動作で説明すると、
スイッチを押したら
ランプが付き、
スイッチから手を離すと
ランプが消えるという
動きになります。

回路で表すと
こんな感じになります。


生産設備での使用のされ方

生産設備では各個動作の動きで
ほぼ毎回出題されています。
ボタンを押している間だけ
コンベアが左行する、などです。


オルタネイトって?

オルタネイトはモメンタリと違い
ボタンを押す度に、ON・OFFが
切り替わることをいいます。

スイッチとランプの動きで
説明すると、スイッチを押すと
ランプが点き、
スイッチから手を離しても
ランプは点いたまま。
次にもう一度
スイッチを押すとランプが消え、
スイッチから手を離しても
ランプは消えたままになります。


生産設備での使用のされ方

自動運転のモード切替の
部分で使用する事が多いです
先ほど説明したのと同様に
ボタンを押して
ランプが点いている時は
Aモードとして扱い、
再度ボタンを押して
ランプが消えたときは
Bモードとして扱います。


オルタネイトの回路の組み方

オルタネイトの回路は作り方が
私の知る限り3種類あります。
名前は私が適当に付けていますので、
ほかの方に伝えるには
図を使ってくださいね。

①歩進方式

②パルス方式

③FF方式

以上3種です。


①歩進方式

歩進方式は以下の4つの動きで
構成されます。

1.ボタンが押された記憶
2.ボタンが押された後に
ボタンが離された記憶
3.ボタンが押された後に
ボタンが離され、
再度押された記憶
4.ボタンが押された後に
ボタンが離され、
再度ボタンが押され、
再度ボタンが離された信号

ボタンが押されたことと
離されたことを逐一記憶して
順番通りに動いていることを
回路で確認します。

回路としては以下のようになります。

回路にまだあまり慣れていない
初心者から中級者の方
おすすめです。

これが理解できたら
リアル設備の
歩進回路(ステップ回路も)も
割と簡単に理解できると思います。


②パルス方式

パルス方式は
1スキャンの信号で
自己保持のON・OFFを
切り替える方式です。

回路図は以下のようになります。

X0が押されると
M0コイルがONし
自己保持状態になります。
再度X0が押されると
自己保持されていたM0が
解除されます。

ボタンを押す度に
これが切り替わり、
オルタネイトとして働きます。

スキャンを理解している
中級者の方におすすめです。


③FF方式

FF方式は専用命令を
使用します。
FFはフリップフロップの略で
0または1の信号を記憶するものに
なります。
動きとしては信号が入る度に
0と1が交互に切り替わります。

信号側は特にパルス化してやる
必要はなく、普通のA接点などで
大丈夫です。

回路としては以下のようになります。

たった1行だけ。
とてもシンプルですね。
時間の限られる作業で
使うなら絶対に
これをおすすめします。

リアル設備で使うなら
しっかりと周知徹底してから
使ってくださいね。
この命令自体を知らない方も
多いでしょうからね。


今回の記事はいかがでしたでしょうか?
なにかご意見ご質問など
ありましたら、
記事のコメント欄、メール、
Twitterよりご連絡くださいね。

今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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