今回の記事はこんな方におすすめ!
”LDとかSTとか訳が分からない”
”基礎知識としてSTを知っておきたい”
今回はSTについてお伝えします。
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ST言語とは
ST言語のSTは
structured Text(ストラクチャードテキスト)の略で
直訳すると構造化テキストという
意味になります。
数値演算式やデータ処理が得意で、
ラダーが苦手としている用途で
効果を発揮します。
もう少しかみ砕くと
ラダー(LD)でカッコ付きの
計算をしようとした場合
最初に二つの式に分け、
それぞれの計算結果を
メモリに格納する必要があります。
しかし、STを使えば以下のように
1行で完結することが可能です。
RESULT:=(INPUT1+INPUT2)/(INPUT3+INPUT4);
上で紹介した通り、ラダーの弱点をフォローできる
言語だといえますね。
どうですか?理解できましたか?
ST言語の記号の種類
代入 : =
括弧 ( 式 )
比較 < > = <> >=
数値演算 + - * /
論理演算 NOT AND OR EXOR
制御文 IF CACE ELSE OF
見慣れた記号から、他の言語と共通するものも
多数ありますので、なんとなくは意味が
理解できるかと思います。
覚えておくべき記号は?
使い方にもよりますが、よく使用するのは以下のものかと
思います(至極個人的な意見ですが笑)
IF ○○ THEN・・・○○で指定されたデバイスが
ONかOFFしているかを見て
出力を変えます。
CACE ○○ OF・・・○○で指定されたデバイスが、
その下に続く条件と一致した場合に
指定された整数で出力する。
ELSE ○○・・・上記条件に当てはまらない場合には
○○の値を出力する。
またラダー図で置き換えた時には
NOTがB接点、ANDが直列回路
ORが並列回路を意味します。
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