内部リレーと自己保持を使ったランプの点灯消灯ラダー回路を解説します

こんにちは。鈴さん(@sequencekun)です.

今回は内部リレーと自己保持を使ったランプの点灯消灯回路について、初心者向けに解説します(´ω`)

Y○○を使った自己保持回路は理解できるけど、内部リレーでの自己保持になると急に頭が痛くなるってことありませんか?

シーケンス制御またはラダー回路を勉強し始めたころ、僕も同じ気持ちでした。回りに聞くのもなんだか申し訳ないし、かといって渡された本を読んでも訳が分からない。

今回の記事は

  • 内部リレーを使った自己保持回路が良く分からない
  • シーケンスを初歩から理解したい
  • 周りに頼れる人がいない

におすすめです。

内部リレーを使った自己保持回路の例

今回学習で使用する回路を下に示します。

【回路例】

初期状態 復帰後

【各割り付け】

  X1:起動スイッチ

  X5:取消スイッチ

  M0:内部リレー(ランプ点灯させるための内部リレー)

  Y10:ランプ点灯

【動作内容】

・点灯動作

X1(起動スイッチ)を押すとM0コイルがON。同時に上段のM0接点もONし、自己保持がかかる。それと同時に下段のM0もONし、Y10がON。ランプが点灯する。

・消灯動作

X5(取消スイッチ)を押すと、M0の自己保持が遮断され、M0の接点(ふたつとも)がOFFする。同時にY0もOFF。ランプが消灯する。

動作解説

回路の動きをみながら、点灯動作、消灯動作のしくみを理解していきましょう。

【点灯動作】

まずX1(起動スイッチ)を押すと、X1のA接点の記号が青色になり電気が通ります。

A接点B接点が分からない方はまずこちらを読んでね(´ω`)

起動スイッチON

 次にM0のコイル(右端のやつ)がONします。

内部リレーON

次にM0コイルがONしたことで、M0の接点がONします。

上段の回路はM0の接点とM0のコイルで自己保持がかかります。

それと同時に下段のM0もONします。

自己保持成立

下段のM0がONしたことで、Y10がONしランプが点灯します。

ランプ点灯回路

先ほどM0のコイルとM0の接点がONして自己保持がかかっているためX1(起動スイッチ)を離してもM0はONしたままになり、Y10もまたONしたままになります。

ここまでが自己保持によりランプが点灯し続けるための動作になります。

起動スイッチ離してもランプON

【消灯動作】

次にランプを消す動作に移ります。

X5(取消スイッチ)を押すと、X5のB接点は開く(電気が通らなくなる)ため図のように自己保持がかかっていたM0の間を断ち切るように働きます。

取消しスイッチ押す

するとM0の自己保持は切れ、それと同時にふたつあるM0のA接点はOFFになるのでY10もOFF、ランプは消灯することになります。

  全てオフ

X5(取消スイッチ)を離すと、初期状態に戻ります。

初期状態 復帰後    

まとめ

内部リレーは今回紹介したようにボタンが押されたこと(ONしたこと)を記憶したり、光電センサがONしたことを記憶(=自己保持)したりするときに使用します。

生産設備では必ずと言っていいほど内部リレーを使っての自己保持が使われますので、もし理解できなかった方はもう一度読んでみてくださいね(´ω`)

~~~合わせて読みたい(´ω`)!~~~

初心者向け自己保持の解説はこちら

シーケンス回路からタイムチャートを作る問題はこちら

シーケンス制御の学習におすすめの本はこちら

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もしなにか質問等ありましたら、

鈴さんのツイッターアカウントこちらよりご連絡ください。

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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