【G検定は意味ない?】初心者が初受験してみた感想と勉強時間は? | シーケンス制御の部屋

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【G検定は意味ない?】初心者が初受験してみた感想と勉強時間は?

この記事は約9分で読めます。

「G検定を受験しようと考えているけど、G検定を受けて本当に意味あるの?」と思っていませんか?

僕自身もG検定を受験する前は半信半疑でしたが、世の中にChatGPTが広まってきていたこともあり「意味があるか分からないけど、まず受験してみよう!」と思い受験して、結果として「受験して良かった!」と思えています。

また事前知識のほとんどない中、しかも3週間と短い勉強期間でしたが、なんとか合格することもできました!

鈴さんのG検定の合格証書
G検定の合格証書
鈴さんのG検定の合格デジタルバッジ
G検定のデジタルバッジ

受験した体験談や意味ないと言われるゆえんを考察し、記事にまとめましたので少しでもこれから受験を考えているあなたの背中を押せたらと思っています!

この記事は

・これからG検定を受けようと考えている方
・G検定が本当に意味ないのか知りたい方
・受験の感想や反省を知りたい方におすすめです!

におすすめです!

鈴さん
鈴さん

おすすめテキストと問題集はこの記事で紹介しているよ!参考にしてね!

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G検定に初心者が挑戦してみた感想と受験前の知識レベル

ここではG検定を受験する前の知識レベルと共に受験してみた感想をまとめています。

G検定を受験したブログ管理人のディープラーニングやAIについての知識レベル

G検定を受験した私、鈴さんのディープラーニングやAIについての知識レベルはほぼ0だったと思ってもらって良いと思います。

仕事の中でAIを使ったツールをちょっと使ったことがあるとか、ChatGPTが流行り出してお遊びで使ったことのある程度。

ディープラーニングの言葉の意味や機械学習との違い、またどのような歴史があるとかどのような手法が存在しているのかなど全く知りませんでした

また最終学歴は高卒で大学で習うような数式は全く分かりません(ほとんど出題されませんが)

G検定を受験してみた感想

鈴さん
鈴さん

率直に言いましょう、めちゃくちゃ難しかったです(´;ω;`)←

後で紹介しますが、十分な勉強時間が取れていなかったことや元々の知識レベルがかなり低かったこと、また「テキストにこんなの載ってたっけ?」と思うような問題が出題されたこと等など、様々な要因が相まって、見直し時間もほどんど取れず、合格している自信は全くありませんでした。

試験時間も2時間という長時間のため、集中を維持し続けるのも大変で受験したことをその時点では少し後悔したりしました。

ただ感想として今までなんとなくしか理解していなかった用語の意味をしっかり理解出来たり、職場でディープラーニングに関する”おかしなワード”が聞こえてきた時に「あれ?それはそんな意味じゃないんだけどな」という風に、話の違和感に気づくことができるようになりました。

話の流れで専門職の方とAIの話題になったときも「この手法よりランダムフォレスト使った方がいいんじゃないです?」って言ったら、「え?は!?なんでそんなこと知ってるの?怖いんですけど!(笑)」と言われたこともあります。

「これからの時代に少しでもついて行けるように」と多少無理なスケジュールでも受験してみて良かったなと今は思っています。

鈴さん
鈴さん

G検定の合格率や難易度については下の記事で紹介しているよ!

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G検定は意味がないと言われる理由にはなにがある?

ここではG検定が意味ないと言われがちな理由をまとめてみました。

G検定は実務的なスキルが身につかないから意味ない

G検定は「AIのプログラミングの資格でしょ?」というイメージを持っている方もいるかと思いますが、実はそうではありません。

日本ディープラーニング協会のホームページでは下記のように紹介されています。

G検定とは、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する、AI・ディープラーニングの活⽤リテラシー習得のための検定試験です。
ディープラーニングをはじめとする、 AIに関する様々な技術的な⼿法やビジネス活⽤のための基礎知識を有しているかどうかを確認できます。

日本ディープラーニング協会ホームページ

つまり、AIやディープラーニングの活用リテラシー(活用するための力)を習得するための検定で、AIに関する知識を習得し、ビジネスで活かすことができる知識が身に付いているか?を確認できるものになります。

結論、G検定のために勉強して合格したとしてもAIを作れるようにならないので「G検定は意味ない」と言われてしまうのではないかと考えられます。

G検定は試験中にカンニングが可能だから意味ない

日本ディープラーニング協会が推奨している訳ではありませんが、G検定Web経由の試験のため、受験時はカンニングし放題です。

下記動画でも「最新の情報を入手する方法(Web検索等)が身に付いているか?を試す試験でもあるんですよね?」という旨の問に対し、日本ディープラーニング協会の理事・事務局長が「その通りですね、はい」と小声で回答をしています。

https://youtu.be/A508pQ27ISw

司会「検索することも意味があるということですよね?」

理事・事務局長「そこで得た知識も自分のものにしていただけたらという風に思っています」

司会「結局、最新の情報を入手する方法が身に付いているかということもあるということですよね。試験中に検索ができるということは」

理事・事務局長「その通りですね、はい」

G検定の質疑動画より引用

ただし、すべての問題を検索して解答しようとしても時間が足りません。具体的にはG検定の過去の出題数を見ると200問程度の問題数で、それを2時間でやろうとすると1問あたり約36秒しかないからです。

「カンニングしてもいい検定」という噂が独り歩きして「G検定は意味ない」と言われるようになってしまったのかもしれないですね。

G検定は知名度がまだ低く就職・転職で有利にならないから意味ない

私自身の体験でいくと「今度G検定を受けようと思ってるんだよね」と職場で言ったとしても「G検定?なにそれ?英語の資格か何か?」みたいな解答が返ってきたこともあるくらい、世の中に「G検定」という検定試験は定着していません。

IT系、AI系の企業ならまだしも、その他の業種の企業で「G検定持ってます!」と胸を張っていったところで、なかなか分かってもらえないというのが現実ではないでしょうか?

IT・AI系企業以外では転職や就職で有利にならないから「G検定は意味ない」と言われてしまうのかもしれませんね。

G検定は合格率が高いから意味ない

資格の優位性っていうのはその資格を取得するのがどれだけ難しいかで変わってくると思います。

例えば弁護士になるための司法試験の直近の合格率は33%程度と非常に低いわけですが、ではG検定はどうかというと60%~70%の間で推移しています。(下記グラフ青線が合格率)

G検定の合格者数・合格者数・受験者数の推移

この合格率を見る限り、G検定は普通難易度、もしくはやや易しいというレベルに分類できるのではないかと思います。

みんなが割と簡単に取れてしまう検定なら、先述した資格優位性という面では価値が低いと考えられるため「G検定は意味ない」と言われてしまうのかもしれません。

G検定対策のための勉強について

ここではG検定対策のための勉強時間や学習のペース、使用した教材やサイトについて紹介します。

G検定に挑戦するまでの学習時間と学習ペース

僕がG検定を受験しようと決めて申込を行ったのが、2023年4月23日、G検定本番が2023年5月13日のため、申し込みを行った時点で約3週間しか勉強する時間が取れませんでした。

まずは問題集を購入し、ページ数から逆算して「1日13ページずつやれば、とりあえず問題集1周できるな」と勉強を始めましたが2日目にして「あ、無理かも」と思いました(笑)

しかしながら、やると決めたからにはちゃんとしようと、いつもスマホを弄っている無駄な時間を勉強時間に当て、問題集1周目は5月7日に終えることができました。ここまでで約2週間です。

残りの1週間でテキストをできるだけ読み進めましたが、問題集には出てこなかった難しく感じる知識もたくさんあることに気づきます。

念のためと模擬試験が受けられるサイトで試験を受け、更なる絶望を味わいながら(笑)試験本番に挑んだという流れです。

まとめると

・本番まで3週間しかなかった(合計勉強時間は30時間程度
・問題集を必死でやっても1周半くらいしかできなかった
・テキストを買うのと模擬試験を受けるのが遅かった

という感じで、何もかもが遅かったですが、その分短期に色々と頭に詰め込むことができ、ダラダラ勉強するよりは良かったのかなと思っています。

G検定対策のために使用した教材とサイト

G検定対策に使用した教材は下記の二つです。

①ディープラーニングG検定公式テキスト第2版
②徹底攻略ディープラーニングG検定問題集第2版(いわゆる黒本) 

テキストは良いとして②の問題集は初心者には良いかもしれないですが、G検定本番のレベルと比べると簡単すぎる(Amaz○nのレビューを見ても同じこと書いてる人がいる)ので、本気で受かりたいなら他の問題集も購入した方が良いです。

G検定のおすすめテキストと問題集のページで僕がおすすめするものを紹介しています。

またG検定対策で使用したサイトは下記1つです。

①StudyAIのG検定模擬テストサイト(リンク)

ベータ版ではありますが、本番に近い形で模擬テストを受けられるので、慣れる意味も含めて1回は受けておいた方がいいと思います。

正直これだけでは確実に合格できると言えないので、十分な余裕を持ってテキスト1冊+問題集2冊+模擬テスト2周くらいはやっておいた方が良いかなと思います。

G検定初心者の本番の取り組み方について

ここではG検定本番の受験環境や試験傾向と時間配分について紹介していきたいと思います。

G検定の受験環境

僕が受験した環境は以下の通りです。

・自宅
・ノートパソコン(dynabook,intel COREi3,SSD256GB,メモリ8GB)
・ネットは光回線
・デュアルディスプレイ
・お茶とチョコ

G検定はG○○gle検定と揶揄されることでも有名ですのでデュアルディスプレイは必須かと思います。

ただし、全部グ○っていたら当然時間が足りなくなるので絶対に勉強は必要です。

また2時間という長い時間集中するために糖分の補給も大事かと思います。

G検定の試験傾向と時間配分

僕が受験した時は法律関係の知識について多く出題されたような気がします。法律関係はその場面を想像して答える必要があったので半分は捨てました。

その他はシラバス(講義などの進め方や計画書の意。今回は出題範囲のこと)からバランス良く出題されていたと思います。

時間配分的には試験問題の半分を試験時間の半分より短い時間で通過できるように考えながら解きました。大体200問くらい毎回出題されるので1問あたり30秒しかかけられません。僕は偏微分の問題が苦手なので捨てようと思ってましたが、出題されませんでした(笑)

【G検定は意味ない?】初心者が初受験してみた感想まとめ

今回の記事をまとめると下記の通りとなります。

・知識レベルが少ない人は最低1ヵ月余裕を見て計画的に勉強をした方がいい
 (ノー勉は落ちる)
・テキスト+問題集2冊+模擬テスト2周はやった方がいい
・苦手な問題は捨てる覚悟を持って挑むこと

鈴さん
鈴さん

この記事が少しでも参考になって、あなたの合格の手助けになれたらうれしいです!

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