この記事は
・G検定の直近の難易度、合格率や合格者数、受験者数を知りたい方
・これからG検定を受験したいと考えている方
におすすめです!
G検定の合格率はどのくらい?
ここではG検定の難易度や合格率について紹介していきます!
G検定の合格率
まずはG検定の合格率について紹介したいと思います。
下記の表に2023年~2017年の合格率、受験者数、申込者数をまとめています。
年 | 回 | 合格率 | 合格者数 | 受験者数 | 申込者数 |
2017 | 第1回 | 56.837% | 823名 | 1,448名 | 1,500名 |
2018 | 第1回 | 57.143% | 1,136名 | 1,988名 | 2,047名 |
2018 | 第2回 | 64.925% | 1,740名 | 2,680名 | 2,745名 |
2019 | 第1回 | 72.759% | 2,500名 | 3,436名 | 3,541名 |
2019 | 第2回 | 71.398% | 3,672名 | 5,143名 | 5,387名 |
2019 | 第3回 | 70.699% | 4,652名 | 6,580名 | 6,786名 |
2020 | 第1回 | 66.656% | 4,198名 | 6,298名 | 6,515名 |
2020 | 第2回 | 68.961% | 8,656名 | 12,552名 | 13,528名 |
2020 | 第3回 | 59.559% | 4,318名 | 7,250名 | 7,651名 |
2021 | 第1回 | 63.774% | 3,866名 | 6,062名 | 6,549名 |
2021 | 第2回 | 61.503% | 4,582名 | 7,450名 | 8,077名 |
2021 | 第3回 | 64.455% | 4,769名 | 7,399名 | 7,943名 |
2022 | 第1回 | 62.101% | 4,198名 | 6,760名 | 7,287名 |
2022 | 第2回 | 61.222% | 3,917名 | 6,398名 | 6,853名 |
2022 | 第3回 | 66.169% | 4,964名 | 7,502名 | 8,135名 |
2023 | 第1回 | 65.804% | 4,705名 | 7,150名 | 非公開 |
2023 | 第2回 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
JDLAのデータによると2016年より開始されたG検定の合格率は60~70%で推移しており、合格率だけを見ると「そんなに難しくない資格なのかな?」と判断されがちです。
しかしながら実はそうではなく、ディープラーニングやAIに関する専門用語、それらの歴史などが問題として出題されるので、それらの知識がまったくなかったり、実務経験が少なかったりした場合は、難易度が非常に高くなってきます。
その詳しい理由については次のG検定の難易度はどのくらい?の章で紹介しています!
G検定を受験するならテキストや問題集での勉強は必須!↓の記事でおすすめを紹介してるから見てみてね!
G検定の難易度はどのくらい?
ここではG検定の難易度はどのくらいなのかを出題範囲、受験者の職種や年代、他の類似資格との比較から紹介していきたいと思います。
出題範囲の広さから見た難易度
まずは出題範囲ですが、下記のような項目があります。
・人工知能(AI)とは
人工知能の定義~人工知能の歴史
・人工知能をめぐる動向
探索・推論、知識表現、機械学習・深層学習
・人工知能分野の問題
人工知能分野の問題
・機械学習の具体的手法
代表的な手法、モデルの評価
・ディープラーニングの概要
ニューラルネットワークとディープラーニングなど
・ディープラーニングの手法
畳み込みニューラルネットワーク、深層生成モデルなど
・ディープラーニングの社会的実装に向けて
AIと社会、AIプロジェクトの計画など
・産業への応用
製造業領域における応用事例など
非常に広い範囲から出題されているのが分かると思います。
また公式テキストのページ数は約400ページと、一朝一夕でカバーしきれるレベルではないことも分かると思います。
このことから出題範囲から見た場合の難易度は高いと言わざるを得ません。
G検定の受験者の職種から見た難易度
G検定受験者の職種トップ3を見てみると
研究・開発職・・・27%
情報システム・システム企画・・・19.4%
営業販売、学生・・・ともに9.3%
となっており、普段からディープラーニング等に関わりのある仕事をしている研究・開発職、情報システム、システム企画職の方が積極的に受験しているのが分かります。
また勉強時間確保という意味で社会人より有利な学生がランクインしているのも注目すべきところです。
このことから職種から見た場合の難易度は、普段から研究・開発等のディープラーニング等に関わりのある人、また学生のように勉強時間が確保しやすい人にとっては普通程度、逆に普段はディープラーニング等に関わりのない業種の人にとっては難しいと言えるでしょう。
G検定の受験者の業種から見た難易度
G検定受験者の業種トップ3を見てみると
製造業・・・22.9%
情報処理・提供サービス業・・・17.1%
ソフトウェア業・・・13.9%
となっており、情報処理・提供サービス業やソフトウェア業など普段からディープラーニングに近い立ち位置にいる方にとっては難易度は普通程度、製造業でも生産設備等に組み込まれたAI等に関わりのある人にとっても難易度は普通程度、逆に普段はまったくAIやディープラーニングに関わりのない人にとっては難易度は難しいと言えるでしょう。
G検定の受験者の年代から見た難易度
G検定受験者の年代トップ3を見てみると
25~29歳・・・14.4%
40~44歳・・・13.9%
45~49歳・・・13.6%
となっており、大学を卒業後、現役でディープラーニング等の仕事をしている方、またどちらかというとマネジメント層に入った方が多く受験していることが伺えます。
現役でディープラーニング等の仕事をしている人にとっては難易度は普通程度、マネジメント層になってくると物事を覚えることも多少難が出てきていることが考えられますので難易度は難しいと言えるでしょう。
他の類似資格との比較から見た難易度
他の類似資格との比較もしてみましょう。
下記にAIやデータサイエンティストに関わる資格、検定をまとめました。
資格 | 主催 | 難易度 |
AWS 機械学習専門認定資格 | Amazon | 難しい |
E資格 | JDLA | 難しい |
AI実装検定 A級 | AIEO | 難しい |
G検定 | JDLA | 普通 |
統計検定 DS基礎 | データサイエンティスト協会 | 易しい |
AI実装検定 B級 | AIEO | 易しい |
G検定を基準としたときに、AWS 機械学習専門認定資格、E資格、AI実装検定 A級は難しく、統計検定DS 基礎、AI実装検定B級は易しいとなります。
G検定のテキストを流し読みしてみて難しいと感じるのであれば、統計検定やAI実装検定 B級からの受験をおすすめします。
2023年最新!G検定の合格率はどのくらい?まとめ
この記事では
・最新の合格率は2023年第1回の65.804%
・直近の合格率は60%~70%の間で推移
・最も合格率が高かったのは2019年第1回の72.759%
を紹介しました!
僕がG検定を受験した感想は下の記事で紹介してるのでよかったら見てみてね!
シーケンス制御 の勉強サポート!お気軽にフォロー・DMください。保有資格:職業訓練指導員免許(機械、電気、メカトロニクス科)特級技能士(機械)1級技能士(電気)!最近はRPAに興味があって勉強中!自己紹介ページはこちら→鈴さんの自己紹介
コメント