【点滅回路】ランプの点灯時間と消灯時間の長さが異なる回路の作り方

今回はランプの点灯時間消灯時間の長さが違う点滅回路(フリッカー回路)の作り方を紹介したいと思います。

先回の記事で一番簡単な点滅回路について解説しましたが、点灯と消灯の時間が初めから決まっており、また、点灯と消灯それぞれの長さを指定できないのがデメリットでありました。

今回紹介する回路は点灯と消灯の時間が任意で決定できます。

今回の記事は

・ランプの点灯と消灯の長さを自由に設定したい方

・色々なパターンの点滅回路を作ってみたい方

・基本的な回路を学んでおきたい方

におすすめです(´ω`)

点灯消灯時間の異なる点滅回路の回路図

まずは回路図を見て頂きましょう。以前説明した一番簡単なランプの点滅回路に比べると、ちょっと複雑に見えるかもしれません。

ランプの点滅回路

【割付】

 X0:押ボタンスイッチ入力

 Y0:ランプ点灯出力

 M0:押ボタンスイッチ押確認

 M1:ランプ点灯補助リレー

 T10:ランプ点灯時間

 T20:ランプ消灯時間

動作説明

それでは動作説明に移ります。

ワンステップずつ書いていくので、1つづつ理解しながら進んでください。

STEP1 初期状態

初期状態ではT10とT20のB接点のみがONしています。

ランプの点滅回路 初期状態

STEP2 押ボタンをON→ランプ点灯

次にX0(押ボタンスイッチ)を押してみます。

するとM0がONし、同時にM1もON。

一番下の行のM1のA接点もONするため、Y0のランプが点灯します。

ランプの点滅回路 ボタンを押した状態

STEP3 1秒後T10がON

STEP2で3行目のM0とT20がONしていたため、タイマーT10がカウントを始め、1秒後にON状態になります。

すると、赤丸部分のT10のB接点がOFF状態になり、M1がOFFします。M1がOFFしたことにより、一番下の行のM1のA接点もOFFになり、Y0がOFF、つまりランプが消灯します。

ランプの点滅回路 T10がONした状態

STEP4 T20が一瞬だけON

STEP3で4行目のT10のA接点がONしていたため、タイマーT20がカウントを始め、1秒後にON状態になります。

すると、3行目のT20のB接点が一瞬だけOFFします。

ランプの点滅回路 T20が一瞬だけONした状態

STEP5 タイマーがリセットされる

STEP4でT20が一瞬だけOFFしたことにより、タイマーT10がリセットされ、同時にT20もリセットされます。

すると赤丸で示したT10のB接点が再びONし、STEP2の状態に戻ります。

押ボタンX0を押し続けている間はずっと、STEP2からSTEP5の動作を繰り返すことになり、つまり、ランプは点滅動作をすることになります。

ランプの点滅回路 ボタンを押した瞬間に戻った状態

点灯時間変え方

点灯時間の変え方は簡単です。T10の右上についているK○○の数字を変更するだけです。

T10の数字を変更すると点灯時間を変更することが出来ます。数字の単位は0.1秒なので、1秒にしたい場合はK10、1.5秒ならK15というようにする必要があります。

消灯時間変え方

消灯時間の変え方も簡単です。T20の右上についているK○○の数字を変更するだけです。

T20の数字を変更すると消灯時間を変更することが出来ます。数字の単位は0.1秒なので、2秒にしたい場合はK20、3.8秒ならK38というようにする必要があります。

まとめ

・タイマーは入力があったあと、遅れてONする

・タイマーをふたつ使うことでランプの点灯、消灯時間をコントロールする回路が組める

・ふたつのタイマーの設定時間を変えることで点灯、消灯時間が変わる

今回は少し難しかったかも知れないですが、ゆっくり時間をかけて理解するようにしてくださいね。

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました(´ω`)

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