自主保全士の試験を受けようか迷ってるけど、合格率はどのくらいなのかな?と思っていませんか?
この記事では
・自主保全士の試験を受けるかどうか迷っている方
・自主保全士の直近5年間の合格率を知りたい方
・認定取得と試験取得のどちらが良いか知りたい方
におすすめです。
結論から言うと、2022年の自主保全士1級の合格率は38.12%、自主保全士2級の合格率は50.84%です。
テキストを探している方は自主保全士1級保持者が教える自主保全士のおすすめテキストの記事を見てみてね!
自主保全士1級2級の2022年~過去5年の合格率はいくつ?
ここでは自主保全士1級と2級の2022~過去5年間の合格率をまとめています。
自主保全士1級の過去5年の合格率と平均合格率
自主保全士1級の合格率は以下の通りです(合格率は合格者数/受験者数で算出)
一番高い時は2019年の54.91%、一番低い時は2020年の27.85%、直近5年間の平均は40.85%です。
直近の2022年の合格率は38.12%となっています。
過去5年の平均合格率から見るに問題の作成者は合格率を30%~50%になるように調整をしている気がします。
2人受験しても片方受かるかどうか、といった具合なので勉強せずに受かることは難しいかもしれませんね。
自主保全士2級の過去5年の合格率と平均合格率
自主保全士2級の合格率は以下の通りです(合格率は合格者数/申込数で算出)
一番高い時は2019年の65.69%、一番低い時は2018年の50.56%、直近5年間の平均は54.49%です。
直近の2022年の合格率は50.84%です。
過去5年の平均合格率を見て見ると問題の作成者は合格率を50%あたりになるように調整をしている感じがしますね。
2人受ければ片方は合格ができそうです。
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自主保全士1級2級の難易度はどのくらい?
自主保全士の難易度は受験する年によって大きく変動しますが、上記合格率からみて1級は普通難易度 2級はやや易しいと考えて良いでしょう。
同じJIPM主催の保全を扱う資格に「機械保全技能士」という国家技能検定がありますが、こちらは1級で27.7%、2級で32.2%となっています。
機械保全技能士と比べれば自主保全士の難易度としてはどちらの級においても易しいと思ってOKです。
機械保全技能士の合格率についてはこちらの記事で紹介しています。
ただ自主保全士の難易度が普通や優しいと言っても全く勉強せずに受かる試験ではないかと思います。しっかりと”正しい方法”で計画的に勉強をしていく必要があります。
自主保全士に合格するたに必要な勉強時間はどのくらい?
自主保全士に合格するための勉強時間についてここでは紹介します。
自主保全士1級に合格するための必要勉強時間は?
自主保全士1級に合格するためにはまずテキストの読み込みを行い、その後過去問を解いていくという流れが正攻法となります。
自主保全士1級に合格するためには合計で36時間程度あれば良いと思います。
テキストの読み込み:10時間
学科の過去問3年分を解く:8時間
実技の過去問3年分を解く:8時間
間違えた問題についてテキストで復習する:10時間
最短勉強時間としてはテキストの読み込みをなしにして26時間となりますが、少しひねった問題が出てくると手も足もでなくなりますので、やはり時間的に余裕があるならテキストの読み込みから始めるべきです。
自主保全士合格のためのおすすめテキストの記事もご確認ください。
僕自身は学科と実技の過去問をプラス1年分追加で勉強したので、38時間くらい勉強を行いました。
3か月くらい前から徐々にテキストを読み進めて、残り2か月くらいから学科の過去問と答え合わせを3年分やった後、実技の過去問3年分を行いました。
残り1週間くらいを残してさらに学科と実技の過去問を1年分行い試験に挑みました。周りよりはスラスラ解けている感じがしたので、最低合格ラインとして36時間という時間が、僕が実際に勉強と受験をしてみて導いた結論です。
自主保全士2級に合格するための必要勉強時間は?
自主保全士2級に合格するためにはまずテキストの読み込みを行い、その後過去問を解いていくという流れが正攻法となります。
自主保全士2級に合格するためには合計で30時間程度あれば良いと思います。
テキストの読み込み:10時間
学科の過去問3年分を解く:6時間
実技の過去問3年分を解く:6時間
間違えた問題についてテキストで復習する:8時間
1級と同様、最短勉強時間で合格するにはテキストでの勉強をやめて20時間となりますが、経験したことのない問題が出てくる可能性も考えると、テキストの読み込みについてもある程度しておくべきかと思います。
自主保全士合格のためのおすすめテキストの記事もご確認ください。
1級と比べると難易度が下がりますので、ある程度の現場経験がある方は過去問を解くだけでも合格できるのではないかと思います。
認定取得と試験取得どちらがおすすめ?
自主保全士の資格を取得する方法は2種類あり、
・認定取得
・試験受験取得
があります。
自主保全士の認定取得とは
認定取得とはJIPMが展開する通信講座を受講しその後、オンライン受験する方法です。
全く知識がなかったり、自分自身で計画を立てて勉強をするのが苦手で仕方ない方にはおすすめですが、通信教育がある分、プレッシャーと金銭的負担が大きくなります。
詳しくは公式ページへの下記リンク先をご確認ください。
通信教育及び認定取得に必要になる金額は以下の通りです。
1級 35,200円
2級 29,700円
結構な値段しますよね。なかなか簡単に出せる金額じゃないです。
自主保全士の試験取得とは
一方試験取得とは市販のテキスト等を使って自分自身で計画を立てて勉強を行い、試験会場で試験を受ける方法です。
受験料は以下の通りです。認定取得の1/3の値段ですね。
1級 9,350円
2級 7,200円
詳しくは下記公式ページへのリンク先をご確認ください。
自主保全士の合格率や難易度からして、私個人としてはわざわざ受講料が高額になる通信講座を受ける必要はないと考えます。
下記リンク先に私が実際に使用して試験に合格したテキストをまとめています。
自主保全の合格率や合格点まとめ
この記事では
・1級の合格率36.66%、2級の合格率51.47%
・自主保全1級の難易度は普通、2級の難易度はやや易しい
・認定取得よりも試験取得がおすすめ
ということをお伝えしました。
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
シーケンス制御 の勉強サポート!お気軽にフォロー・DMください。保有資格:職業訓練指導員免許(機械、電気、メカトロニクス科)特級技能士(機械)1級技能士(電気)!最近はRPAに興味があって勉強中!自己紹介ページはこちら→鈴さんの自己紹介
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