【画像付き】GX Works2でラダー回路を読み出す方法・手順を解説 | シーケンス制御の部屋

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【画像付き】GX Works2でラダー回路を読み出す方法・手順を解説

この記事は約3分で読めます。

今回は三菱のプログラミングソフトであるGX Works2を使って、三菱シーケンサからラダー回路を読みだす方法について初心者にも分かりやすく解説したいと思います。

今回の記事は

・シーケンス制御の初心者の方

・ラダーを見ることはできるけど読み出し方法が分からない方

・周りに教えてくれる人がいない方

におすすめです!

準備するもの

・三菱シーケンサ

・GX Works2がインストールされたパソコン

・接続ケーブル(USBケーブル等)

・100V電源(2口)

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GX Works2でラダー回路を読みだす方法

それでは本題のラダー回路を読みだす方法について初心者でも分かるように画像付きで進めていきたいと思います。

まずはデスクトップにあるGX Works2のアイコンをダブルクリックして起動します。 

GX-Works2アイコン

初期画面がでてきますので、オンラインタブの下辺りにあるPC読み出しアイコンをクリックします。

ラダー回路読み出しのためのアイコンの図

PCタイプを聞かれるので使用しているCPUのタイプを選択し、OKをクリックします。

読み出す際に必要なPCタイプの設定の図

すると接続先設定画面が表示されるので、まずは通信テストボタンをクリックします。

回路読み出しのための通信テストの図

下の画像のように接続に成功したらOKをクリックします。

通信テストが完了した図

接続に失敗した場合は以下の確認を行ってください。

・シーケンサ側の電源は正常にONしているか

・接続ケーブルは正しくPCとシーケンサを繋いでいるか

・使用可能なUSB接続ポートを使用しているか

通信テストが完了したら、OKをクリックします。

接続先設定画面

次に読み出し画面が表示されるので、以下の順にクリックします。

①パラメータ+プログラム

➁グローバルデバイスコメント(必要な場合のみ)

③実行

ラダー回路読み出し画面

PC読み出しが始まりますのでしばらく待ちます。完了の表示がでたら閉じるをクリックします。するとこの画面を閉じます。

PC読み出し中~完了画面

次に初期画面に戻るので、左端のツリーからプログラム部品をダブルクリックします。

読み出した回路の確認方法(プログラム部品の選択)

次にプログラムをダブルクリック。

読み出した回路の確認方法(プログラムの選択)

次にMAINをダブルクリックします。

読み出した回路の確認方法(MAINプログラムの選択)

すると下図のようにラダー回路が表示されます。

読み出し完了画面

コメントが必要な場合は『ctrl』と『F5』を押すと表示されます。表示タブからもコメントを表示することができますが、ショートカットキーで慣れた方がのちのち便利です。

コメントの表示

読み出し直後は読み出しモードになっているため編集ができませんから、『F2』を押して書き込みモードに移行してから編集を開始してください。

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GX-Works2を使って三菱PLCから回路を読みだす方法まとめ

・GX Works2での回路読み出しはそれほど難しくない

・プログラムとパラメータは一緒に読み出す

・プログラムを編集するにはF2を押して書き込みモードに

GX Works2にはGX Developerには無かった機能がたくさんありますので、今回のラダー回路読み出し方法をマスターして使いこなせるようにがんばってくださいね!

今回も最後までお読み頂きありがとうございました!

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