シーケンス制御を使う資格には何がある?資格保有者が紹介! | シーケンス制御の部屋

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シーケンス制御を使う資格には何がある?資格保有者が紹介!

この記事は約6分で読めます。

この記事では電気機器組み立てシーケンス制御作業1級技能士の僕が、下記について分かりやすく解説していきます!

・シーケンス制御の知識や技能を活かせる資格に何があるのか?
・その資格を取得するとどのようなメリットがあるのか?
・その資格を取得するための難易度や受験するための条件は何があるのか?

結論としては「電気機器組み立て技能士」「機械保全(電気系保全作業)技能士」の2種類があります!

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シーケンス制御を使う資格はなにがある?

シーケンス制御を学校や職場で勉強したけど、何かシーケンス制御を使って取れる資格はないのかな?と思っていませんか?

結論からいうと、国家技能検定という国が認めた検定制度の中で2職種が当てはまりますので、この記事で紹介していきますね!

シーケンス制御を使う資格1:電気機器組み立て技能士(シーケンス制御作業)

電気機器組み立て技能士は、「国家技能検定 電気機器組み立て(シーケンス制御作業)」に合格すると取得できる資格(称号)です。

級としては特級、1級、2級、3級があり、特級が一番難易度が高いです。

実技事件では検定盤というボタン、ランプ、コンベアなどが付いた盤とPLCを配線し、パソコン内でプログラムを組み、仕様に合わせた動作や異常があった時の表示等を行います。

計画立案等作業試験ではPLCやシステム設計に関わる問題が出題されます。

学科試験では機械~電気に関わる問題が出題されます。

鈴さん
鈴さん

僕はシーケンス制御の1級を持っているよ!下の記事では合格のためのコツも紹介してるよ!

シーケンス制御を使う資格2:機械保全技能士(電気系保全作業)

機械保全技能士(電気系保全作業)は「国家技能検定 機械保全(電気系保全作業)」に合格すると取得できる資格(称号)です。

級としては電気機器組み立て技能士と同様、特級、1級、2級、3級があり、特級が一番難易度が高いです

実技試験では、検定盤というボタン、ランプ、リレー、タイマーなどをそれぞれ配線、同時にPLCとも接続を行い、パソコン内でブログラムを組み、仕様に合わせた動作を作成します。

また名称に「保全」が入っているだけあって、第2試験では異常を組み込んだ盤を渡され、それを修繕するという課題もあります。

学科試験では機械~電気に関わる問題が出題されます。

鈴さん
鈴さん

工場配属になる人は持っていて損はないと思うよ!

シーケンス制御を学べるおすすめテキストはこの記事で紹介してます!

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シーケンス制御を使う資格の難易度は?

ここでは電気機器組み立て技能士と機械保全技能士(電気系保全作業)の難易度を特級~3級それぞれについて解説していきます。

電気機器組み立て技能士の難易度は?

電気機器組み立て技能士は特級~3級まで存在していますが、10段階で難易度をつけるとすると下記のようになります。

特級 電気機器組み立て技能士:★★★★★★★★★★ 難易度10

1級 電気機器組み立て技能士:★★★★★★★★★☆ 難易度9

2級 電気機器組み立て技能士:★★★★★★☆☆☆☆ 難易度6

3級 電気機器組み立て技能士:★★★★☆☆☆☆☆☆ 難易度4

鈴さん
鈴さん

電気機器組み立て シーケンス制御作業の日程はこの記事で紹介!

機械保全技能士(電気系保全作業)の難易度は?

機械保全技能士(電気系保全作業)は特級~3級まで存在していますが、10段階で難易度をつけるとすると下記のようになります。

特級 機械保全技能士(電気系保全作業):★★★★★★★★★★ 難易度10

1級 機械保全技能士(電気系保全作業):★★★★★★★★☆☆ 難易度9

2級 機械保全技能士(電気系保全作業):★★★★★☆☆☆☆☆ 難易度6

3級 機械保全技能士(電気系保全作業):★★★★☆☆☆☆☆☆ 難易度4

鈴さん
鈴さん

電気系保全の2022年度の試験日はこの記事で紹介してるよ!

シーケンス制御を使う資格試験を受験するための条件は?

ここでは電気機器組み立て技能士と機械保全技能士(電気系保全作業)を受験するための条件について紹介していきます。

例として愛知県の技能検定の受験資格のPDFを下記にアップロードしますので、必要に応じてご活用ください。

愛知県職業能力開発協会(実技試験の概要)より抜粋

電気機器組み立て技能士を受験するための条件は?

ここでは電気機器組み立て技能士の受験資格について紹介します。

特級 電気機器組み立て技能士:1級合格後、実務経験5年以上

1級 電気機器組み立て技能士:2級合格後、実務経験2年以上
              3級合格後、実務経験4年以上

2級 電気機器組み立て技能士:3級合格後、0年以上
              実務経験2年以上

3級 電気機器組み立て技能士:電気系学科に在学者(1年から受験可)
              実務経験があるもの

その他、短大、高専、専門職大学修了などの条件もありますが、珍しいケースと考えられるため、中央職業能力開発協会HPからお住まいの都道府県の条件をご確認ください。

鈴さん
鈴さん

級が上がるにつれて難しくなるよね!ちなみに僕は他の職種で特級を持っているよ!

最新の過去問はこちら↓

機械保全技能士(電気系保全作業)の受験するための条件は?

ここでは機械保全技能士(電気系保全作業)の受験資格について紹介します。

特級 機械保全技能士(電気系保全作業):1級合格後、実務経験5年以上

1級 機械保全技能士(電気系保全作業):実務経験7年以上

2級 機械保全技能士(電気系保全作業):実務経験2年以上

3級 機械保全技能士(電気系保全作業):実務経験を問わない

機械保全については保全に関する教育(機械や電気)を受けていた期間も合算することができます。

鈴さん
鈴さん

機械保全の受験資格はシンプルで分かりやすいね!

鈴さんおすすめの動画で勉強できるテキストはこちら↓

シーケンス制御を使う資格を取得するとどんなメリットがあるの?

ここではシーケンス制御を使う資格を取得するとどのようなメリットがあるかを紹介していきます。

「技能士」を名乗ることができる。

②国家(第三者)が認めた公平な評価として、進学や就職に優位になる。

③検定で出てきた内容が仕事や学業の土台となり、レベルアップが早い。

④職場から「努力ができる人」として評価、認められることで昇格しやすくなる。

転職する時にも優位に働く。

⑥シーケンス制御を扱うため、論理的思考が身につく。

⑦電気を扱う時の注意点を学べるため、感電事故にあいにくくなる。

鈴さん
鈴さん

思ってたよりたくさんメリットがあるよね!

シーケンス制御を使う資格まとめ

この記事では下記のようなことをお伝えしてきました。

・シーケンス制御を使う資格は「電気機器組み立て技能士」と「機械保全技能士(電気系保全作業)」の2種類がある。
・特級から3級まであり、難易度や受験資格がそれぞれ異なる。
・取得することで様々なメリットがある!

僕自身もいろいろな技能検定を持っていますが、合格した時に周りの見る目が変わったり、仕事の中でも「あ、これ聞いたことあるな」と思うようなことが増えた気がします。

合格することは簡単ではないですが、その壁を乗り越えた時に新しい自分に出会えるので、興味のある方は受験してみてはいかがでしょうか?

鈴さん
鈴さん

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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